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3.5風速の海域分布

平均風速の海域分布を図3.5.1に示す。データ数の多い北太平洋に着目すると、北緯50度で8m/s、北緯30度で6m/sの等値線が描かれ、高緯度ほど風速が強いことを示す。
1901〜1932年と1961〜1990年の風速分布(図3.5.2、単位はノット)を比較すると、両者は共に高緯度ほど風速が強い傾向を示す。しかし、後者の方が全体に風速が約2割程度大きい。この理由は、造船技術の発展に伴い船舶が大型化し、風速計の設置高度が海面から約10mの高さから約30mの高さに変化したことによるものと推測される。風速の高度分布に1/10乗則を仮定すると、これらの高度の違いによる風速の比は1:1.12であり、これらの差異を説明するにはやや小さい値である。

 

 

 

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